君と朝をむかえたい
作詞:elli
夜の通り雨くぐって TAXIのりばへ
長い人の列 待つ時 肩を抱かれた
あなたの 腕と コートの中で 濡れないようにと
守られて うれしくて 迷う
「君と朝をむかえたい」雨粒はせかすけど
消えた恋の幻が この恋をジャマしてる
少し待って 私から その胸に 飛び込めるまで
ワイパーですべて 蹴散らし ゆけたらたいいのに
部屋には 今でも 捨てられない 写真が立ってる
心で別のひとに 抱かれてしまうのが こわい
この胸は しゃぼん玉 割れる
「君と朝をむかえたい」 そんな瞳で言わないで
歩き出したこの恋を 濡れぬよう守りたい
信じてほしい 落ちるように もう愛し始めてるから
今 赤に変わる 信号の下 降りるから 今夜は
ひとりだけ 帰らせて ごめんね
「君と朝をむかえたい」雨はもうあがるから
「君と朝をむかえたい」ささやきを 抱きしめて
「あなたと朝をむかえたい」遠くなるテールランプに
「あなたと朝をむかえたい」心から求めてる
今わかった 私から その胸に走り出してる