風が吹き、僕らは笑う
作詞:elli

蜃気楼の 街が ゆれている
君の心のよう ゆれている
膝に顔をうずめワカラナイと言う 

君は えらべなくて 泣いている
僕は やめたタバコ 吸いたくなる
深い霧の中に迷い込むけれど

風が吹き 僕らは 分かる
風が吹き すべては すぎる
そして 僕らは 離れずに 来たね

石段に すわった となりには
奇跡(貴石)のように まだ 君はいる
濡れた頬が 月で 輝いてみえる

ため息と 小さな ほほえみと
あきらめと一緒に 君は いる
まるで子供を見る切ない瞳で

風が吹き 僕らは 笑う
風がふき すべてを さらう
風が吹き 僕らは 分かる
風が吹き すべては すぎる
そして 僕らは 離れずに 来たね